2012年12月12日

不思議ワールド『最果てアーケード』小川洋子

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文章が美しいです。心から、小川洋子さん大好き。

『最果てアーケード』は、不思議な空間?街?にあるアーケードのお店の人たちが
ストーリーを展開していきます。
一つひとつのお店にまつわるエピソードが、なんともいえず愛おしいのです。
短編の集まりともいえ、
小さな欠片が大きな世界観を作り出しているんです。
酒井駒子さんの表紙も素敵!

冬の夜、お部屋を暖かくして、
小川ワールドにひたるのも悪くない。
私は、ラビトのおばさんが、未だに気になっています。


posted by yyymmm at 13:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月11日

おススメ落語本『落語心中』『こっちへお入り』

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夏の終わりに新宿・末広亭に落語を聴きにゆきました。

ちょうど落語漫画『落語心中』(雲田はるこ)を読んで間がなかったので

いろいろ想像できたりして、かなり堪能いたしました。


『落語心中』の登場人物は粋で、でもいろいろ抱えているものもあって

とても魅力的なのです。

以来、どうも「落語」にひっかかるようになってしまったようで…(笑)


『こっちへお入り』(平 安寿子)は、仕事に命かけてるわけじゃない、

彼に惚れこんでるわけでもない、

中途半端で、不安な30女が、落語にハマってゆく姿を描いています。

その姿を通して、落語の深さ・面白さ等々が、ガンガンと伝わってくるんです。

文章も読みやすいのでおススメです。


その人物になりきって噺をすることで、その人の人生が演じられる。

相対する人物を一人で演じなければならないわけで、

それなら多面的に物事をみなくっちゃできないよね…って。

これが分かっただけでも読んだ価値あり!

図書館で、落語のCD借りちゃいました(笑)






posted by yyymmm at 16:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月27日

『陰翳礼讃』谷崎潤一郎

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これはひとり一冊、持っていてもいいかな〜と思う本。

日本人の文化や思想が、面白く語られています。

「陰」の概念とか、本当に興味深い。

明るいこと=よく見えるし〜、いいことだよね〜

なんて、日本人はちょっと違いますよね。

秘すれば花…的な、陰の部分に美徳を見出すというか。。。

肌の色のくだりや、怠惰(らい惰)のくだり、和紙について

―――等も、一読の価値あり。

知人曰く、

「フランソワーズ・モレシャンさんからのおススメの一冊だったの」

それも納得、納得。



posted by yyymmm at 11:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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