2014年09月14日

自分で癒す〜バタフライ・ハグ

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バタフライ・ハグはEMDR派生した心理療法。

*EMDRは眼球運動による脱感作および再処理法。
    治療者が患者の目前で指を左右に振りながら行う心理療法。

バタフライハグ……その手法の開発は、

Lucina Artigans, M.A.,M.T.とIgnacio Jarero,Ed.D.,Ph.D.,M.T.らにより行われ、

1998年のメキシコ大地震において、実践されてのが最初だという。

バタフライ・ハグは、

•トラウマ(Trauma)

•不安症(Anxiety)

•悲痛感(Grief)

•憂鬱感(Depression)

等の解消に効果的だと言われており、

やり方は簡単。

自分で自分を優しくハグして、トントンする。


1.肩の力を抜いて、両手を胸の前で交差させ、
 右手で自分の左肩あたり、
 左手で自分の右肩あたりを優しく抱きしめる。
 (肩より少し下、二の腕のあたりでもOK)


2.目を閉じて、深呼吸を数回、
 片手ずつ、交互にトーントーンと、
 手を置いた所を、手のひらで軽くたたく。


3.ゆっくりと
 赤ちゃんを寝かせつける時の、トーントーンのように。


4.2〜3分したら、目を開けてひと休み。

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バタフライ・ハグの効果の根拠は正確に解明はされていない。

しかし、体の左右の部分を交互に刺激することにより、

その刺激が最終的には、脳に伝わり、

トラウマ等の記憶の再構築に至ると考えられる。
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2014年09月13日

疾患および障害に配慮した個別支援2

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疾患および障害に配慮した個別支援1の続き

さてアセスメント後に個別支援計画を作成する。

多方面からの検討を促す意味で、作成には複数が係わることが望ましい。

もちろん専門家の意見も重要。

このように支援計画は、複数の意見を総合し判断して作成する。

また支援計画はクライエントや家族の希望を実現するには、

どのような支援が必要かを中心に検討していく。

例えばできないことあったとしても、できないと排除するのでなく、

どうすればそれが実現可能かを入念に考え、

専門家や関係機関等と連携しながら作成していく。

時にクライエントは支援不必要と判断していても、

家族は支援が必要と判断するなど、双方の意見が一致しない場合もある。

この時は、どちらかに偏った立場をとるのではなく、

双方の折り合う点を導き出すようサポートをしなくてはならない。

決して支援者個人の考えを押し付けないよう注意が必要だろう。

個別計画は年度単位で作成し、支援目標を掲げるが、

少ない目標でも着実に達成することができる目標が望ましい。
達成したことは、クライエントにとって自信となり、

その積み重ねがクライエントにとって、

ゆたかな生活の実現に寄与するからである。

さて計画策定後は、クライエントとその家族に内容を説明し同意を得ることとなる。

ここで再度の計画見直しとなる場合も。

その後は計画に則って支援ができているかを継続的にモニタリングしつつ、

例えば実際支援してみて、時間がタイトであればその部分の計画を変更していく。

同時に、クライエントへのアセスメントも引き続き行い、

さらなるニーズが発現した場合は、その対応も計画に盛り込んでいく。

もちろん医師等との連携も忘れてはならない。

フォーマルな社会資源やインフォーマルな社会資源にもアセスメントを行い、

クライエントのニーズを多面的から把握したり、

再アセスメントにより得た情報を、

身体機能的状態・精神心理的状態・社会環境的状態など

系統だてて分類し、相互の関係性について考え、

ニーズを導き出すことも必要。

加えて、定期的に再アセスメントしていくことで、

新たな情報収集を行い、

クライエントとともに支援計画を見直しながら、

その環境の変化に対応していくことが求められる。
posted by yyymmm at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神保健福祉士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月09日

疾患および障害に配慮した個別支援1

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個別支援において、まず最初に行わなければならないことはアセスメントである。

アセスメントは、支援をするにあたって必要な情報を収集し、

ニーズを分析することで、

利用者のニーズ、心身の健康状態、

ADL(日常生活動作)、IADL(手段的日常生活動作)、

心理社会的機能、経済状況、家族関係、社会資源等、

多方面の情報が必要となる。

そのうえで直面している状況を理解し、

ニーズを把握することが重要。

同時に、

支援者は疾病や障害によってできないことばかりに目を向けるのではなく、

できることは何か、

それを活かすにはどのような方法があるのかを、

クライエントとともに考えることが求められる。

つまり利用者のエンパワメントへの働きかけを行っていく。

これまでアセスメントは支援者側主導の立場をとってきた。

しかし近年では、クライエントの置かれている状況を、

ともに理解していくことを指している。

また始まりのみにアセスメントがあるのではなく、

支援の全プロセスを通じて、

アセスメント・再アセスメントという循環が、

クライエントとの協働でなされる。

アセスメントは、支援者は専門的知識に基づき、

クライエントは個人価値観や経験に基づき、

協働して目の前の現実を解釈して共有するプロセスである。

このため支援者のスキル向上が今後の課題となる。

また疾病や障害を抱くクライエントに対しては、医療等の専門家の意見も重要となる。

posted by yyymmm at 09:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神保健福祉士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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