2014年06月10日

犯罪被害者について@PTSD・うつ・パニック障害等

=======

犯罪被害者(以下、被害者)とは、

犯罪により害を被った者をいう。

これまで加害者の人権問題等の論議がされるなかで、被害者への配慮は不十分。

しかし近年、被害者問題への関心の高まりを受け、

その権利や支援についても整備されている。

被害者や家族の、被害直後から数日間に見られる状態として、

被害を現実として受け入れられない、
感覚の麻痺、状況把握ができない、
自分でないような気がする、
無力感、
冷や汗や動悸、
過呼吸

等がみられ、それは次第に落ち着きをみせる。

被害後1カ月まで(急性期)には、

@気持ちの混乱(抑えられない不安や怒り、悲しみや感情の起伏の激しさ等)、
A事件のよみがえり(夢をみる、事件記憶の欠落等)、
B興奮状態(イライラし眠りが浅い、集中力に欠ける、ビクビクと敏感になる、食欲不振等)

――が起こりやすい。

なかには数カ月から数年単位で

このような状態が続き精神疾患となる場合がある。

PTSD(Posttraumatic stress disorder:外傷後ストレス障害)は、

事件の再体験、
感覚の鈍化(麻痺)と回避、
神経過敏(過覚醒)

が、1カ月以上続くことが特徴。

またうつ病は、

気分が沈み、意欲が喪失する、
食欲不振・過食、不眠・過眠、自殺意識

―――などが代表的特徴となる。

このほかパニック障害等の精神疾患や、

様々な不調が表出する場合も。

さらに自分の存在価値を否定する等の認知の変化や、

周囲や社会への考え方が変わり、

孤立感を感じたり、

加害者への報復や周囲の人間の無理解に怒りを感じる場合も多い。

次回は、遺族の反応等を述べる。
posted by yyymmm at 12:45| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神保健福祉士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。