2013年02月02日

映画『レ・ミゼラブル』と『死刑囚最後の日』@ビクトル・ユーゴー

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映画『レ・ミゼラブル』に行ってきました。

アン・ハサウェイの、表情のみが映し出されるスクリーン。

数分間、彼女の歌が場内に響きわたる。

切ないほどの表情と思いを込めた歌声に、

心を揺さぶられない人がいるだろうか。まさに圧巻!

登場人物、みんなの歌も素晴らしく、

ラストにいたるまで、「これでもか」と言わんばかりに

歌のパワーが満ち溢れていたのでした。

主人公・ジャンバルジャンの一生を描いたと書けば、

とても単純なストーリーなのだけど、

そこには様々な問が提起が…。


無償の愛、

悪党は一生悪党のままなのか、それとも更生可能であるのか、

凝り固まった価値観のみに支えられ生きてきた者は、

その価値観が揺らいだ時どうなってしまうのか等々。。。



混沌としたフランスの、その時代背景と相まって、

些細な出来事も一歩踏み込んで考えてしまったのでした。



作者であるビクトル・ユーゴーは、

『レ・ミゼラブル』を描く前に、『死刑囚最後の日』という本を書いています。

それは死刑囚の様子を淡々と描いたもので、

正直、私はあんまり面白くなかったのですが、

ユーゴー自身が、「罪」とか「死刑」とか「法」とかについて、

彼なりの思想を持っていたのではないかと推測されるでしょう。

そう考えると、『レ・ミゼラブル』をまた違う角度から味わえもしますよね。

そしてその延長線上に、なんだかとても現実的なのだけど、

日本の更生保護の在り方とか、死刑の問題とか…

そんなことも考えずにはいられなくなるのです。


ラストなんて、もう、涙涙の状態で、

エンドロールを見ながら、ここに書いたようなことを考えていたら、

涙も乾ききってしまった次第(笑)


小さいときに読んだ本、再読したいです。










http://www.lesmiserables-movie.jp/
posted by yyymmm at 09:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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