2011年12月04日

ドナ・ウィリアムズ『自閉症だった私へ』

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自閉症の人が何を思っているのか、、、

その心の中を理解できる一冊。

ドナの強さ、生きる力、自分を見つめ分析する力等々…

感動しました。

こんなくだりがあります。

自閉症とある程度うまく向き合い、生活できるようになったドナが

自閉症の男の子(ペリー」)と出会い……


一部抜粋:

彼(ペリー)は色とりどりのビーズで遊んでいた。

わたしは彼に

こんにちはとかはじめましてなどど言ってもらおうと思わなかった。

そうしたことばは、

「世の中」で動き回りたいと望んでいる人のためのことばだ。


―――――

ドナは色いろなボタンやガラスの果物を使って、

ペリーはドナの行動を真似して、

二人は、ことばのないコミュニケーションを図っていきます。

ドナにとっての初めてのことば、、、

それは、他人を真似ることだったんですよね。


その様子を見ていたペリーの母親は言います。


「自閉症の人には教えなければと思っていたが、

本当は私たちのほうこそ

彼らから学ばなければいけないものがたくさんある」


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最後にはドナたち自閉症の人にとっての「ことば」がまとめられています。


◆物を2つずつペアにする・同じもの同士をグループにする

◆物を整理したり秩序だてたりする

◆模様や図形・パターン化する(=連続性)

◆激しいまばたき ⇒ 恐怖心を和らげるために行う

◆明かりをON/OFF ⇒ パターン化 ⇒ 安堵感が強まる

◆繰り返しものを落とす ⇒ 自由(逃走可能なこと)を意味する

◆飛び降りる ⇒ 同上

◆体を揺らす ⇒ 暗闇(不安?)を飛び越え向こうに行きたい。

◆体揺らし・自分の手を握る・頭を打ちつける等 ⇒ 自分を解放するための緊張等をやわらげる

◆頭を打ちつける ⇒ 心の緊張と戦い頭にリズムを与える

◆物を見ないでその向こうを見るようにする ⇒ 恐怖心を取り除こうとしている

◆笑い ⇒ 恐怖や緊張を解放する手段

◆手をたたく ⇒喜び。終わりを意味する

◆くるくる回る ⇒ 自分をリラックスさせている

◆紙を破く ⇒ 脅威を払う

◆きれいな色・光るものへの愛着 ⇒ 自己暗示をかけてリラックス

◆自分を傷つける ⇒ その程度の現実味かどうか試している

◆故意のおもらし ⇒ 決まりをわざと破り自己コントロールの力を弱める、
            自分のことはできるという心を表現

◆安心なもの ⇒ 髪をとかす・くすぐられるなど、捕まる恐怖のないもの


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気づきも多く、読んで良かったなあ〜♪と思う本でした。おススメ!



posted by yyymmm at 12:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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